トライアル雇用は若者だけじゃない・変わりつつある支援制度

ハローワークなどを行った事のある人ならわかりますが、トライアル雇用という言葉を聞いたことはありませんが、簡単に言うと、正社員としはいきなり雇えないけど、トライアルという形で、多少仕事ができなくても、収入が少なくてもやりたいという人を募集するもので、数ヶ月間のお見合い期間を経て、企業側、労働者がお互いやっていけるとなると、晴れて正社員として採用される制度です。また、政府から助成金が出るので、企業としても費用的は赤字を覆うことなく、良い人材がいるかを広く門戸を解放して募集できるという制度です。また、応募者にとっても入りやすいので、スタートにつまづいている人にとっても、ありがたい制度でもあります。
この制度はかつて若者のみに適用されていたものですが、最近ではその募集枠も拡大しているという傾向があるというのです。

中年、主婦、ホームレスなんでも来いのトライアル雇用

かつては非正規雇用の多くを占める若年層や、学校を卒業したての学業無職と言われる層の人だけが対象になっていたものが、今では非正規雇用者の高年齢化などにより、その募集要項が変わっています。
かつて、高校・大学等を卒業後3年以内の方が対象だったものが、現在では以下のようなものに対象が変わっています。
中高年齢者(45歳以上の者)、若年者等(45歳未満の者 、母子家庭の母等)、季節労働者、中国残留邦人等永住帰国者、障害者、日雇労働者・住居喪失不安定就労者・ホームレス。
驚きですよね、実際の募集要項にホームレスという文字まで並ぶというのは、なかなかすごいことです。

会社側にもメリットになる制度

フリーターなどだけに有利になる制度ではなく、月額4万、3ヶ月で最大12万円の奨励金を受け取ることができます 。事業主は、原則3ヶ月間の試行雇用(トライアル雇用)を行うことにより、対象となる労働者の適性や業務遂行の可能性などを実際に見極めた上で、トライアル雇用終了後に本採用するかどうかを決めることができます。なので雇用者にとっても、お金がもらえるので痛みなく採用することができます。また、中にはこれを悪用して奨励金目的で、人を無尽蔵に雇用しては、実際に馬車馬のように働かせて、3ヶ月したら解雇などという悪徳企業もありますので注意が必要です。本当に自分のやりたい仕事だけれども、募集要項のハードルが高くて応募できなかったが、トライアル雇用によって応募できた、などの企業に申し込むのがよいでしょう。